D&Dとmixi

mixiというのはSNS(ソーシャルネットワークサービス)のひとつ。会員専用領域の中でブログのように手軽に個人ページが作れて、アクセスの管理が簡単にできて*1、簡易なグループウェアとして使えるというもの。つまりは「みんながネットでやりたかったことの多くをなんとなく手軽に実現する」素晴らしいサービスです。欠点は未成年が使えないということ、ブログ同様に意識的に個人情報を管理する必要があること。

TRPGは人と人の繋がりが重要なホビーなので、mixiとは大変に相性が良く、ボクのまわりでもセッションの調整やセッションの感想交換などに最近よく使われています。

で、mixi上でD&Dな話が結構されていたりします。

もしアカウントがありましたら覗いてみて下さいな。また、これを機にmixiをやってみたいという方はメール等でご相談くださいませ。

*1:誰がコメントし誰が読んだかわかり、誰には読ませないか決めれる

コンベンション主催者の横の繋がり

晩ご飯を何故かとあるコンベンション主催者様たちとご一緒してみたり。初対面な方もいたので、まずは自己紹介やら軽いボケつっこみの応酬なんかをやりながら打ち解けて、突然のTRPG悩み相談室とかコンベンション運営ばなし、セッション体験談、謎のオフレコ大会とかで盛り上がりました。

楽しく美味しく、何より有益で。当初の予定通りDACのチラシをお渡しして、解散。これで即参加者が増えるというわけではもちろんないですが、露出は増やさないとね。

今月末にはPL募集がはじまる予定ですから、あちこちのコンベンションに出没していきたいものです♪

DACでのDM募集中

DACではただいま絶賛マスタ募集中です(http://www.trpg.net/convention/dac/entry_dm.html)。皆さまのエントリを心よりお待ちしております。

マスタ応募では、まず二種類のテキストをメールにて提出して貰うことになります。期日はどちらも7/8迄。

  1. DM希望者さんへの10の質問(http://www.trpg.net/convention/dac/Q103.txt)
  2. プレイヤーに向けて(http://www.trpg.net/convention/dac/forPL2.txt)

セッション回数から想定できること

「セッション回数から何がわかるというんだ!?」といった声もあるかと思いますが、意外と多くの情報が引き出せると思うのですよ。

  • TRPG未経験者は初心者に入る
  • 初級者はD&Dが中心かはともかくTRPGを遊ぶグループで遊んでいる.
    • 初級者はD&Dのダイスの振り方等をなんとなくは把握している
    • コアルールの一部ないし全部を持っている.
  • 中級者は5回ぐらいのショートキャンペーンを遊んだことが1回以上ある
    • 中級者はメインクラス1種ないし2種ならば5レベルあたりまで経験している
    • コアルールは所持していて,日本語サプリメントを買う.
  • 上級者はD&Dを熱心に遊ぶグループでしばらく遊んでいる.
    • 上級者ならメインクラス4種の運用について9レベルぐらいまでならイメージができて、経験済みなタイプならもう少し頑張れる
    • 日本語サプリメント以外にも,手を出したりしてる.

これぐらいのイメージが出てくるかと思います。これは個人の資質や境遇,周囲の環境なんかで変わるでしょうけど,大筋はそんなに外れないんじゃないかな。

ボクは初心者、あの人は中級者、それじゃキミは?

今年のDACでは、イベント内で使う用語、特にルールについての習熟度をいくらか整理している点が特徴的です(http://www.trpg.net/convention/dac/faq.html)。

今までは色々なところですれ違いに拠る不幸があったとボクは考えています。「DMの考える"初心者"とPLのイメージする"初心者"とが食い違い、さらには主催者側の考えるソレともバラバラ」という状況が少なからずあった。

キャンペーンを何度も遊び倒していても、周囲に比べれば経験が浅いからと「自分は中級者」と控えてしまう人、初セッションの人も10セッションの人も「初心者だから」と同じように接してしまう人が居るのはもったいない話ですよね。また、初心者向けの卓で「PLたちのTRPG経験年数を足したら100年超でした」なんていうジョーク状況は避けるべきです。

だから、シンプルな物差しを用意して、DACの開催期間中、DACの中ではその物差しを使おうということにしてみたのです。

  • 初心者:セッション回数が0ー2回
  • 初級者:セッション回数が3-10回
  • 中級者:セッション回数が11-30回
  • 上級者:セッション回数が31-回

これはもちろん「正しい」物差しではありません。皆さんの考える「言葉とそこからイメージされるもの」と確実に食い違っているはずです。そもそもでボクのイメージからだってズレてます。第一、英語版から遊び続けて軽く100回を超えてるような人たちと一緒にされても困るという意見も有力です。

それに、既にD&D3版が世に出て、やがて日本語に訳され、そして3.5版でも同様な流れを踏んでから随分な日月が経っています。D&D3.5日本語版のコア3冊が出そろってから月1回ずつ遊んでいても、この基準ですと中級者に達しちゃいます。

もっと初心者・初級者・中級者の幅を広げた方が…そんな意見もスタッフ会合では出てました。

でも、フォローの必要性が大きい人たちほど丁寧に把握した方が良いから、と押し切ったのです。「新しく始めた人たちを歓迎しよう」というキモチを形にしようということで*1

ちなみにボクは上級者に入るか入らないかという程度です。3.5版のみで数えれば初級者かもしれないのですけど…。

*1:もちろん他の意図も少しありますけど